株式会社アラインマネジメント様ロゴ作成、そして社章も作成。

株式会社アラインマネジメント様ロゴ作成。

企業コンセプトをしっかりと盛り込みつつ、簡潔でシンプルなロゴができあがりました。コーポレートカラーはパープル。よく計算された、優れたロゴですね!いい仕事してます。

さらに、社章も作成。

多数の社員をかかえるアラインマネジメント様は、社章も作ろうということになりました。社章作り、楽しかったのでメイキングからどうぞ。

版下デザイン作成

緻密に計算されたロゴデータがあるので、版下作成は特に問題なく決着。仕上がりは金、銀、色入れなど数パターンから選べましたが、社長の意向で銀に決定。ロジウムメッキ(サンドブラスト)仕上げとSILVER925いぶし銀仕上げの2種類を制作することにしました。
<仕様>
直径13mm。厚み1.8〜2.0mm。タイタックピン金具。
・真鍮材ロジウムメッキ仕上げ/プラケース/90個
・SILVER925いぶし銀仕上げ/ビロードケース/シルバー箔押し/10個

※今回は見送りましたが、ダムシン仕上げという地面を艶消し黒(黒マット)にする仕様もおもしろいなと思いました。

※サンドブラストとは凸面を磨くことで、凸面以外がマットになり白っぽく見えるようになること。金型作成の段階で細かい粒を入れ、地面につぶつぶの文様をいれることを石目といいます。

社章を保管しておくケースは通常プラケースで十分ですが、SILVER925のほうは、高級感あるビロードケースにしました。色は黒を選択。上蓋に箔押しもすることにしました。箔押しの色は銀にしました。

金型完成

金型が完成した時点で、鉛に打ち込んで仕上がり具合をチェックします。彫りの深さは通常0.35ミリとなっているそうですが、今回は0.5ミリで発注しました。デザインがシンプルなので、彫りを深くして高級感を出す狙いで。

※金型には、「平堀り」と「肉堀り」の2種類があるそうですが、今回は平堀りの一択ということでした。

プレス完了

プレスが完了して、ここから仕上げに移っていきます。これは芯の真鍮部分。ここからメッキをしたり、磨いたりと。

完成!

真鍮材ロジウムメッキVer.

SILVER925いぶし銀Ver.

SILVER925いぶし銀は、やはり圧倒的にいいですね!写真では違いがわりにくいですが、実物は素材感も加味してはっきりと違いがわかります。お値段がかなり違うだけあって、仕上がりもかなりいいです。

ビロードケースの銀箔押しはこんな感じ。これも写真ではわかりにくいですが、実物はいい感じに仕上がっています。

社章は、株式会社SAKAMOTO様で作成いただきました。その節は大変お世話になりました。ありがとうございました。
https://sakamt.co.jp/